古紙再生業務(紙類のリサイクル)

弊社は各市町村の家庭ごみ集積所、集団回収、学校回収及びデパート、スーパー、商店街などの商業施設、行政機関、各種事業者、
オフィスなどから発生するすべての古紙(こし)を取扱い、受入れ、回収、選別、プレス加工、保管、出荷を行ない、「資源」として
再生するための中間処理業務を行っております。

選別処理過程では、禁忌品(きんきひん:リサイクルできない紙類) をすべて取り除き、高い品質を確保しています。
取扱品目も30種類以上であるなど、古紙総合卸売問屋としての充分な規模と内容を備えております。

古紙のお持ち込みも大歓迎です。古紙持込に関しましては 「古紙の持込」 でご確認ください。
※古紙のリサイクルについて、さらに詳しくお知りになりたい方は公益財団法人古紙再生促進センターのホームページをご覧ください。

古紙再生処理の流れ

受入、回収、選別
古紙回収業者及び弊社引取車輌により回収された古紙は、弊社事業所に持ち込まれます。
持ち込まれた古紙は種類ごとに選別処理します。
一例として「段ボール」「新聞(選別の様子含む)」を以下に掲載しています。
生産、保管
品質基準に基づき、選別した古紙を古紙専用プレス機で圧縮梱包します。
生産加工した物は四角い形状となりプレス品又はベール品と呼び、製紙メーカーへの出荷まで倉庫で保管します。
以下の写真は段ボールの例ですが、その他の紙類(新聞、雑紙、牛乳パックなど)も同じように生産加工し倉庫で保管します。
出荷
各製紙メーカーへ出荷し、さまざまな再生品となります。
主な再生品として、段ボール、菓子箱、新聞用紙、印刷用紙、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどがあります。


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禁忌品(きんきひん)について

以下に挙げた禁忌品と言われる物は古紙に混ぜないようにしてください。機械トラブルや不良品の原因となります。
ご協力をお願いいたします。

古紙として出せない、リサイクルできない紙類

×紙以外のもの
・石、ガラス、土、砂
・金属(工具、機械部品を含む)
・木片、布類、プラスチック類
・合成紙(地図や選挙ポスターなど)
・使い捨てオムツなど(紙おむつ、生理用品、ペット用トイレシート)
・不織布(マスク、包装紙など)
・紙とプラスチックの複合材(通販用クッション封筒)
×製紙原料として適さない紙
・捺染紙(主にアイロンプリント紙など)
・昇華転写紙(多くは鞄や靴などの詰め物に緩衝材として使用される)
・ロウ引き段ボール、ワックス付段ボール(輸入青果物・水産加工品を入れる段ボール箱に多い)
・感熱性発泡紙(点字印刷物)
・箔押しされた紙(金銀の折り紙など)
・臭いの付いた紙(石鹸や柔軟剤、線香の包装箱)
・食品残渣のついた紙(宅配ピザの箱など)
・建材に使用される紙(壁紙、防水シートなど)
・圧着はがき(公共料金の請求書など)
・シール、シールの台紙、粘着テープ
・サンプルが付いたままの新聞折り込みチラシや雑誌
・防水加工された紙(紙コップなど)
・カーボン紙(宅配便の伝票など)
・感熱紙(レシートなど)
・印画紙(写真)
・硫酸紙(クッキングシートなど)
・ラミネート紙、樹脂、アルミコーティング紙(酒パックなど)
・着色した果物類のクッション材(色の濃いもの)
・青焼き写真(図面の複写など)
・パラフィン紙(ロウが染みた紙)

禁忌品の詳細に付きましては、公益財団法人古紙再生促進センター「紙リサイクルの基礎知識」内の「禁忌品(製紙原料にならないもの)において写真付きで詳しく紹介されております。

古紙持込に関しましては 「 古紙の持 」ページ でご確認ください。


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